HIVとエイズの違いというのはもう知っていますよね。まずHIVウイルスが感染して、時間経過後にHIVウイルスによって体内の免疫力が低下して他の風邪などのウイルスにかかりやすくなるほどまで低下したときにエイズが発症ということになります。エイズは免疫が機能しなくなった、という意味です。
HIV感染については最近は多くの場合性行為によって感染していきます。注射針などもありますが、普通に生活している場合はほぼ関係ないと言ってよいでしょう。どんな人でも注射針の使い回しはしなくても、性行為であれば普通にしているはずです。しかもこれが不特定多数としている場合だと感染確率が一気に高くなります。
HIVの性行為による感染確率は生の場合で男女ともに1%程度と低く感じますが、相手がHIVキャリアだった場合、感染するかしないかの50%でしかありません。するか、しないかの二択になるわけです。
だから性行為は必ずコンドームを付ける必要があります。それは最初から最後まで付けておく必要があり、フェラなどもコンドーム着用のままおこないます。でないと唾液からは感染しないですが、相手の口の中に傷があり、こちらも粘膜に少しでも傷があればHIVに感染します。
感染確率はたった1%なので大丈夫だと思っていても、実はけっこう陽性反応がでる人が多いです。特に同性愛者の場合は自発的にHIV検査に行く回数が増えたりその機会に多く触れるのですが、異性愛者の場合はそもそもHIV感染に疎すぎてダメです。まったく自分からHIV検査に行こうともしません。だから感染者の発見率が極端に低いです。
HIV自体が同性愛者の病気で自分には関係ない、というように考えすぎているのかもしれませんが、異性愛者でも特に風俗やナンパでかなりの数が広がっています。知らないだけで潜伏期間のHIVキャリアは大量にいると考えられています。